下の親知らずの抜歯はかなりの大イベント。
上の親知らずはあっけなくポロンと取れたけど、下の親知らずは半分歯茎に埋まってて、町の歯医者では抜歯できず大学病院を紹介されました。
大きな怪我や病気をしたことがない私は、あまり病院のお世話になったことがありません。
風邪でちょろっと行くくらい。
「紹介状ってなんぞ?歯を抜くだけなのに大事になってる!ドキドキ」
基本ビビリーなんでね、テレビでしか見たことない医者の紹介状に心がざわっとしたよ。
親知らずを抜歯することになった理由
書くまでもないですけど、親知らずの隣の奥歯が虫歯になりまして。
何回か治療するも、どうしても隙間ができて奥歯が虫歯になっちゃうの。
そもそも親知らず自体も虫歯になってたorz
自分でも食べ物が詰まる自覚はあったんだよね。
フロスやら歯間ブラシで対応してたんだけど、まあ限界あるよね。
大学病院の予約は自分で!紹介された先生は鉄仮面みたいに無愛想だった
個人的な感想だよ。
大学病院には自分で予約するのね。てっきり歯医者で手配してくれるのかと思ったら自分でしなきゃでした。勝手がわからないよー。
紹介された番号に電話したら
- まず大学病院の受付に繋がって
- 口腔外科の受付に回され
- 助手に繋がり
- 直接、先生に繋がる
って手順だった。
でも、③の段階で「先生は外出中です。○○日におかけ直しください」と言われました。ガクッ
なんかあれだね、町の歯医者とは勝手が違うのね。
いざ電話が繋がるも、先生はめっちゃ無愛想でした。お医者さんの「どうしました~?」始まりは一切なく、こちらから状況を説明し、抜歯をお願いする流れだったよ。
僕の予定は××だから○○ならいいけど。
うん・・・うん・・・じゃあそういうことで。(ブチッ)
電話切るのはえー!!
町の歯医者の予約は自分のスケジュールで入れるけど、大学病院は先生のスケジュールで予約するんだね。
しかもすっげー無愛想。
もう少し普通に話してくれよぅ。
こっちははじめての抜歯でビビってんだからさー。
いざ大学病院へ!当日の流れと所要時間
予約しているからか当日はあまり待たされることもなく全体的にサクサク進みました。
- 受付
- レントゲンを撮る
- 口腔外科へ行く
- 若い助手の先生が問診と説明をする
- 若い助手の先生が麻酔を打つ(2本)
- 満を持して先生登場⇒抜歯
- 受付で清算
- 薬局で痛み止めをもらう
所要時間は全体で1時間半くらい。
そのうち抜歯の時間は15分くらいです。
あっけなく終わった。(感想は後述)
大学病院の雰囲気:機械的で癒しはなかった
大学病院と町の歯医者ではやっぱり雰囲気が違いますね。
町の歯医者はちょっとお客様扱いじゃないですか。
「痛かったら言ってくださいね~」
「苦しくないですかぁ?」
と、気をつかってくれる。
大学病院に癒しは皆無でした。
BGMすらないから。
機械的に「はい、こちらへ」ってな感じです。
院内もなんか薄暗くて無機質。薄い青っていうか緑っていうか寒色系でね、うっすら冷える感じ。
レントゲンを撮った部屋は無駄に広く、ポツンと残されレントゲン撮ったよ。
誰も話しかけてこないし私に興味を持ってくれる人はいなかった。
口腔外科の受付もお待ちしてましたって雰囲気はなく「すみませ~ん、ここに来るように言われたんですけど・・・(小声)」って感じだった。
邪険にされるってことはなかったけど、とにかく機械的で無機質な雰囲気でした。
緊張ほぐれねー!!
いよいよ抜歯手術スタート!
緊張のあまり治療イスが拷問台に見えました
治療室は個室ではなく、町の歯医者と同じように治療イスが何台も並んでます。
窓に向かってズラッとね、一列に並んでました。
「窓に反射してこっちが見えるやんけ。こわー。」←なぜ?(笑)
病院慣れしていないからか、はたまた癒し雰囲気がないからか、最後まで緊張がほぐれなかった私には、見慣れてるはずの治療イスが拷問台に見えたよ。
それに隣に用意された器具たち。
「なにあれ、ペンチ?ドキドキ」
もう恐怖です。何を見ても恐怖しか感じない。
別にイスに縛られるわけでもないのにねぇ。
先生も助手も患者のことはあまり気にしない
助手が麻酔を2本打ったんだけど、2本目を打つ時、目測誤って上唇にプスッ。
でも気にしな~い。
何事もなかったかのように続行しました。
「マジか!!針が上唇に刺さったんですけど~。」
助手だからきっとまだヘタなのね。これからいっぱい勉強していい先生になってや~。
自分を立て直してところで、満を持して無愛想先生の登場です。
一言、二言なにか言ってたけどあまり覚えてない。
とりあえず「目をつぶって」と指示されたので閉じてました。
口に器具を入れる際、上唇にまあまあ当たってた。
助手と変わらないじゃないか~い。
全体的にあまり気にしない文化なのかな(^^;
手際は良く所要時間は15分程度。楽勝じゃん
無愛想先生ったら腕は確からしく、チャッチャと進めてまったく苦痛じゃなかった。
すぐ終わっちゃったよ。
抜歯と言っても歯を抜くのではなく、歯茎を切って歯を砕いて取り除いた感じです。
歯茎を切られた感覚も砕かれた感覚もなかった。
たまに先生が力を入れてるのがわかる程度です。
心の中では「早く終われー!早く終われー!」と祈るのみ。
思いが届いたのかあっけなく終わった。
歯を抜いた時は毎回持って帰ってるのね。
だから今回も(記念に)持って帰ろうとしたけど、台の上は血の惨劇&歯の原型がない物体が複数転がってたので諦めました。
辛くなかっただけに台の上と気持ちのギャップが大きかったな。
まとめ:抜歯は楽勝だよ。だけど・・・
あんなにビビッてたけど、抜歯自体は記憶に残らないほどあっさりしたもんでした。
もう終わり?
ってくらいすぐ終わった。普段の虫歯治療のがツライかも。
親知らずを抜くか迷ってる人へのアドバイスは、テコの原理を使うからアゴがしっかりしてるうちにやった方がいいよってこと。
回復力も違うだろうし。
なんにせよ、無愛想先生の腕のおかげてすぐ終わって良かったよ。楽勝だったさー。
と、浮かれてられるのも麻酔が切れるまで。麻酔が切れた後の苦痛はひどいものでした。続く。