先日、両親にスマホをプレゼントしましてね、やっとネット環境の設定も終わり、めでたく使えるようになりました。
LINEも入れたから思う存分孫の写真を送ってもらってー。
老眼用のメガネをかけ、恐る恐るスマホをいじる両親。
指先はぎこちなく、若干震えてるようにも見えました。
肩の力を抜いて~~~。
はじめて触るスマホに母は不安を感じてるようで
お母さん自信ないわぁ。
と早速の弱気発言です。
ちょっと!ちょっと!
大枚はたいたんだから頑張ってよ(汗)
ガラケーは矢印で選んで決定だけどさ、スマホは絵(アプリ)を直接タッチするだけでいいんだよ。
と、励ましながら説明しました。
知らぬ間に、そっと箱にしまわれたらマジで泣いちゃう。
あれから一週間、ずっとガラケーしか使ってこなかった昭和世代の両親は、スマホが使えるようになったのでしょうか。
文字を打つのに奮闘する両親
ごちゃごちゃ説明しても覚えきれないと思ったので、とりあえずLINEの使い方だけ教えました。
目的は『孫の写真や動画の閲覧』だからさ。
ネットやナビはまだ使わないっしょ。
そもそも文字を打つことすらままならない。
「こんにちは」って打ちたいのに「かかか」ってなっちゃってる(笑
フリック入力も教えてみたけれど、とても無理そうだったので「連打しなさい」と塩対応したら、押すのが遅すぎて「かかか」ってなってた。
ベタな落ちが好き(笑)
フリック入力を覚えるまでは、平面な画面をタッチするよりも、ボコンと押し込む物理ボタンの方が使いやすいのかもね。
なにかを覚えるのに原動力の差は大きい!父は物欲、母は好奇心だった
父編:早くも文鎮化
発端は孫だけど、孫が生まれるまえから父はスマホが欲しいと言っていました。
プレゼントする前に念のため確認したら
写真も見れるし。
でも保存ができないのよ~。
と、どちらかと言うと父の方が乗り気だった。
のに、
数日後、実家へ行ってみると見えるところにスマホがない。
棚の上?
悪い予感を無視して手にとってみる。
・・・(予感は当たり)画面が真っ黒。
電池、切れてるじゃねーか!
使ってねーーー。
会社に持ってってないの?
え?
え??
えーーー!!Σ(゚д゚;)
会社の若いもんに自慢するのかと思ってた私が甘かったよ。
あんた、ただ単に欲しかっただけなんじゃ・・・
一方、弱気発言していた母はというと、
母編:ツムツムに固執。でもそれが吉と出る
もともと母はゲームが好きで、mixiの牧場やYAHOO!の無料ゲームで遊んでた。
どうやら母の友人がツムツムをやってるらしく、面白いゲームだという情報をゲット!
何気に楽しみにしていたっぽい。
そこまでとはつゆ知らず、うっかり母スマホにツムツムを入れるの忘れて帰宅しちゃったのね。
帰ってから「あ!ツムツム入れてない!」と思い出すも、実家に行く気力もなくそのまま放置。
次の日
「ツムツム入れ忘れちゃった」
と母にメールすると、
「自分で入れられたわ~。かわいい~」
との返事が。
え?
ブルブル震えながら文字入力してた人が、一晩でツムツムをインストールできるものなの?
どんだけツムツムやりたかったんだよ(笑)
しまいには招待のLINEまで送られてきたわ。
すげーな、この人。
妹も昔ツムツムにハマってて、一生懸命シュッシュやってたのね。
そこで、
「お父さんとお母さんもツムツム始めたよ」
って教えたらハートを送ってくれました。
私はやったことないからわからないんだけど、どうやらハートがないと遊べないらしい。
で、ハートをもらった母が何をしたかというと、
自分の分を遊びきったあと、父に隠れて父スマホで勝手に遊んだらしい。
自白LINEがこちら。
この人、面白すぎる(笑)
現在:夫婦で仲良くツムツムやりながら奮闘してます
父も巻き込んだのか、ふたりで仲良くツムツムで遊んでるみたい。
ツムツムでスマホに慣れたのか、文字を打つのもままならなかったのに絵文字まで使えてる。
スタンプまでも!!
すごいよ!
素晴らしいよ!
いやはや、驚きです。
棚に飾られて終わったらどうしようかと思ったけど大丈夫でした。
孫の写真や動画も観れてるみたいだし、楽しそうなので良かったです。
シニア世代も結構やるなぁ。