どうも、定時とは都市伝説なのか?と思うシンです。
なぜかITエンジニアは長時間労働だ。
この仕事に就いてからずっと帰りが遅い。
定時で帰れる日はほぼないため、定時上がりだとテンション上がりまくり!!
でもすでに満身創痍なので、飲みにも行かず家で回復に努めます。
IT業界はとにかく納期!納期!納期ぃぃぃい!
法律で取り決めようとも、その範囲内でのMAXで働いたり、いわゆるサービス残業もある。
一昔前よりマシになったとは言え、はっきり言ってITエンジニアは常にクタクタだ。
この長時間労働の原因のひとつに「納期至上主義」が入るのは確かだろう。
見積もりが甘いとか、スキルや工夫が足りないとか、そんなわかりやすい要因だったら対策の打ちようもあるが、ひとつのプロジェクトを作り上げるのに「なぜこんなに時間と労力がかかるのか」おそらく誰も説明できないじゃないだろうか。
だから間に合いそうにない納期が迫ってもたいして調整もせず、とにかく納品する流れになっている気がしてならない。
時間がないなら労力を増やせばいい!なんてウマイ話はどこにもなく、予算が限られているから、今いる人数でどうにかするなんてことは日常茶飯事だ。
現場は常にリソース不足なのである。
システムが高額なのは、人件費がかかるからだ
「似たような画面だから簡単に作れるよね」とよく言われるが、似ているだけで別物だと認識してもらいたい。
そんなに似ているならば、今ある画面や機能でカバーすればいい。
でも、どうにもならないから機能拡張や新規画面を作るのであって、やはりそれは似て非なるものなのである。
もちろん予め汎用的に作ってはいるから、ある程度の使い回しはできるが、設計、開発、テスト、検証の工程は変わらないので時間がかかる。
結局、人件費がかかり高額になってしまうのだ。
ユーザには100%完璧を求められる
システムは納品して終わりではない。
その後も厳しい戦いが続く。
いわゆる不具合だ。(不具合と言う名の機能拡張もあり)
ユーザからすれば、不具合により作業が滞るなんて本末転倒だし、予算を捻出しているわけだから、不具合が出れば当然「チッ」ってなる。
が、はっきり言ってバグがないシステムなんて存在しない。
それも少ない時間と人数で作り上げたのなら、なおさらだ。
また、現場でも「このバグは防げたんじゃないか。作りが悪い。」と責められることもある。
誰か助けてェェエエ。
ユーザは、システムとは100%完璧が普通と考えているので、仮にバグが出なくても褒められることはない。
同じ案件を複数のチームで競いながら作ることもないから比較もできないし、どれだけのクオリティかなんてわからない。
だから、責められることはあっても、褒められることはほとんど皆無なのだ。
ITエンジニアは割に合わない
いくら開発ツールが確立されてきたとは言え、ITエンジニアは知的労働者、技術者なのに、現場での扱いは単なる作業員だ。
まるでベルトコンベアで流れ作業でもしているかのような扱いだ。
年々市場価値は低くなっている気がする。
そんなに簡単に作れるのならば、システム自動作成ツールみたいなのがあって、みんな活用しているはずだ。
ソース自動生成ツールをどこかで見たような気もするが、スタンダードにはなっていない。
と言うことは、やっぱり人間の技術やセンスでしか今の段階では作れないのだろう。
ならばもっと賃金や待遇が良くなってもいいはずだ。
今の2倍、3倍の賃金だったら、この常に追い込まれながら仕事をする環境にも耐えられる・・・かもしれない?!
納品までは、納期!納期!とボコボコ踏まれ、
納品すれば、ここ直せ!あそこ直せ!とボコボコ踏まれ、
まるでブロックに挟まれたノコノコだ。
チャリン♪チャリン♪とコインが出てもマリオに吸い取られて終わり。
あ~、いっそうのことポコンと穴に落ちて帰宅したい。