ノートパソコンは「スペースの節約」「持ち運び」など小回りがきいて便利ですが、さらに快適に使う方法があります。
それはディスプレイを設置して『ノートパソコンのデスクトップ化』をすること。
ブラウザの後ろに隠れてるExcelが見たくなることはありませんか?
コーヒーメーカーを買うのに「メーカーの公式ページ」「価格.com」「Amazon」を並べて見たくなることはありませんか?
ノートパソコンは扱いやすいけれど、小型ゆえにひと手間かかることも。
- ウィンドウの切り替え
- ウィンドウの表示調整(位置、大きさ)
- スクロール
などなど、画面が小さいことでワンテンポ遅れることが多々あるんですよね。
ちょっとしたことだけど、このひと手間がなくなるだけで劇的に作業効率がアップします。
画面が大きくなるだけで驚くほど快適になりますよ。
マルチタスクのパソコンだからこそ画面もマルチに!
例えば勉強する時は、教科書を見ながらノートを書きますよね。
教科書を見て閉じて、ノートを開いて書く。またノートを閉じて教科書を開く。なんてことはしません。
作業も同じで、資料を見ながらドキュメントを作成します。
でも画面が小さいと複数のウィンドウを同時に表示できないから、いちいち切り替えなければなりません。
画面を切り替える動作が入るため、作業がワンテンポ遅れます。
また、閲覧するウィンドウがひとつであればまだ負担にはならないけれど、ふたつ、みっつと増えていけばいくほど、画面が窮屈になります。
デュアルディスプレイにすると画面が広く使えるため、ウィンドウを同時に表示できます。しかも大きく。
ネット動画を見ながら気になる出演者をリサーチしたり、旅行先のグルメ情報を見ながらネット予約することもできます。
複数のウィンドウを同時に閲覧することは、思っている以上に快適なことであり、驚くほど作業効率がアップします。
以前、パソコンとタブレットの違いを書きましたが、タブレットにないパソコンのメリットはマルチタスクです。
せっかくマルチタスクができるのに画面はシングルなんてもったいない。
同時に表示しちゃいましょう!
作業しやすいディスプレイの最適なサイズは?
ディスプレイは大きければ大きいほど良いというわけではありません。
あまりに大きいと頭を大きく動かさなければお目当てのウィンドウが見れません。
テニス観戦のように左右に頭を動かすのは疲れちゃいます。
それにそれだけウィンドウを動かすということは、マウスもシャーっと移動させなければなりません。
動画鑑賞専用ならそれもいいですけど、作業するには作業に適したサイズというものがあります。
- 目の疲れを考慮した自分とディスプレイの距離
- ウィンドウが表示できる範囲
- 目や手の左右の動作範囲
これらを考慮した一番作業しやすいサイズは、ズバリ24インチ!!
大きすぎず小さすぎず、作業するのに最適なサイズです。
デュアルディスプレイを導入しているオフィスでも、たいてい24インチ前後ですね。
24インチディスプレイの売れ筋3選
動画鑑賞、ゲームが目的ではない限り、4Kは必要ありません。
高額な4Kディスプレイでなくても今のディスプレイは十分キレイに映ります。
ベゼルは狭い方がカッコイイし少しだけ省スペースになりますね。
フィリップス 23.6型 246E7QDSB/11
高画質・省電力に加え、目の疲れを軽減するフリッカーフリー・ローブルーモード機能を搭載。
パネルタイプ:PLS液晶
画面サイズ:23.6インチ
表示色数:約1677万色
解像度:1920x1080
サイズ:幅539×高さ419×奥行179mm
重さ:3.18kg
接続端子:DVIx1、D-Subx1、HDMIx1
I-O DATA 23.8型 EX-LD2381DB
ロングセラー商品。
5段階でブルーライト低減。超解像技術を採用し、低解像度の映像も美しく再現。
パネルタイプ:TFT液晶
画面サイズ:23.8インチ
表示色数:約1677万色
解像度:1920x1080
サイズ:幅557×高さ410×奥行209mm
重さ:3.8kg
接続端子:DVIx1、D-Subx1、HDMIx1
DELL 23.8型 SE2416H
Amazon限定商品。
テクニカル電話サポートは24時間365日受付。
0120-981-690
パネルタイプ:IPS液晶
画面サイズ:23.8インチ
表示色数:約1677万色
解像度:1920x1080
サイズ:幅557×高さ423×奥行178mm
重さ:3.86kg
接続端子:D-Subx1、HDMIx1
外付けディスプレイを繋ぐ注意点
ノートパソコンのデスクトップ化は、ノートパソコンとディスプレイを繋げるだけでOK。むずかしい設定はありません。
ですが、ノートパソコンにどの接続端子が付いているのかは確認してください。
ノートパソコンとディスプレイを繋ぐには、同じ接続端子でなければなりません。
最近はノートパソコンにもディスプレイにもHDMIが付いていることが多いですが、薄型ノートパソコンだとUSBしかついてない場合があるので注意です。
もしUSBだけしかついてなくても諦めないで!
変換アダプタを使えばディスプレイと接続することはできます。
デュアルディスプレイの設定方法
ノートパソコンとディスプレイを繋げたら、以下の設定をしてください。
デスクトップ画面で右クリック⇒ディスプレイの設定
下にスクロールして「複数のディスプレイ」項目を表示します。
[表示画面を拡張する]を選択してください。
次に識別ボタンを押して画面の識別番号を確認します。
識別ボタンを押すとノートパソコンとディスプレイに番号が表示されます。
左右に並ぶ位置が同じ場合はOKです。
もし、逆の場合は設定が必要です。
例えばこのような場合
①をドラックしてサッとずらしてください。
実際のパソコンとディスプレイの位置と、設定画面が同じになればOKです。
以上でデュアルディスプレイの設定は終わりです。お疲れ様でした。
ノートパソコン+ディスプレイでいいとこ取りしよう!
持ち運ぶ時はノートパソコン、落ち着いて作業する時はディスプレイと繋げてデスクトップ化。
まさに、いいとこ取りですね。
最近のノートパソコンは性能がいいですから、ディスプレイに繋ぐだけでデスクトップ化します。
ガチのデスクトップには敵わないけれど、今使っているノートパソコンで満足していて、ちょっとだけ不満がある人はぜひディスプレイと繋げてみてください。
びっくりするくらい快適に作業ができますよ。
ついでにキーボードも欲しくなっちゃうかも~。
ちなみにキーボードのおすすめは王道の東プレRealforceです。