IT関連・転職体験談

「好きなことで稼ぐ」じゃない「好きなことを貫いたら稼げるようになってた」だ!

本当に「好きなことで稼げる」と思ってる?

違うんだよ。

楽しそうに好き勝手やって稼いでるように見えるあの人も、実はそうじゃない。

何かを発信する側、作る側、売る側に立ったら実感すると思いますが、お金を稼ぐって簡単じゃないです。ってかめちゃくちゃ大変。

私もブログが好きで1年以上続けてますが、収益なんて運営費を稼ぐのがやっと。時給にしたらとんでもない単価になってしまいます。

つい先日、自社の定例会に参加しました。

いつもの「売上がホニャララ・・・利益がホニャララ・・・」って話を延々と聞いてた。

これ言ったらダメなんだろうけど、技術屋としては会社の経営話なんて面白くもなんともないし興味ないんです。

そりゃ儲からなければお給料に響くし、減給になった日にはのっぴきならない状態になるよ。

けれど、102%達成とか売上○○円とか聞いても漠然としすぎてぜんぜん響いてきません。

「今年度のボーナスは○か月分に決定しました。」って話の方がよっぽど食いつくよ。

そんな中、珍しく自社製品を開発した人の枠があって、なかなか面白かったので書きたいと思います。



情熱の塊「僕が1から全部ひとりで作りました」

企業秘密だからどんな製品を開発したのか言えないのが辛いところ。
クゥ~(><)

とにかくですね、彼はひとりでぜ~んぶ作っちゃったんです。

もちろんまだプロトタイプ、これからガンガン改良していくんだろうけど、それでも設計から動くとこまでひとりで作り上げたってのがすごい。

デモを見せてもらったんだけど「マジでひとりで作ったの?アイディアから?」ってシロモノでした。

いや、普通ムリだろ。

頭の中でイメージしたものを形にして動かすとこまで持ってった情熱と行動力に感服しました。

私もね、くだらない発明品はたまに思いつくの。
ポーチドエッグ作り機とか。
子どもの頃はお米研ぎ機を作ったなぁ。割り箸で。

今回、彼が開発したのはそんなオモチャじゃなくて、ビジネスが成立する正真正銘の製品です。

しかも結構なスキルを要する。

  • プログラミング
  • 人工知能
  • 物理学
  • 電子工学

あぁ、頭いい人っているんだなぁ。

会社は成功すると思うまで助けてくれない

そりゃそうなんだろうけど、せっかくアイディアが浮かんでも形になるまで、と言うか成功する(利益が出る)と思うまで会社は力を貸してくれません。

私が急に「ポーチドエッグ作り機を作りたいから現場から撤退します。あと3人誰かちょーだい。」と言っても「いいから働け!」で終わりです。

今回はひとりぼっちとはいえ、開発期間を設けてくれたってことは、おそらく異例だったんでしょう。会社的にも少し勝算があったのかな。

年月は過ぎ、ようやくプロトタイプを完成させました。

いよいよ社長や重役へお披露目です。

プレゼンしてようやくGOサインが出たとのこと。

それでもアサインされたのはたったの1名。

「え~、製品化が決まったんならもっと増員しようよ。ケチだねぇ。」と心底思いました。

会社なんてそんなもんだよね。
成功したら手のひら返しで「この製品は当社独自のウンタラカンタラ」って始まるんでしょ。チッ

真のクリエーターは会社の処遇とかブラックなことすら気にしない

ひとりきりで作らされる」とか「増員1名かよ」とか「成功したらきっと手柄は会社のもの」とかブチブチ言うのはきっと私が突き抜けてないから。

当の本人はそんなこと気にする素振りは一切なかった。

「ひとりきりで作ったんですよ~。あははは」

あっけらかんとしてました。
ぜんぜん気にしてな~い。

輝くエンジニア
輝くエンジニア
(そんなことより)ボタンを押すとここがこうなって・・・ね、ね、すごいでしょ?

と、彼の口から語られるのは終始その製品のことばかり。予定時間過ぎてるのにすっげー語ってた。

この人は本当に作るのが好きなんだなって思った。

もうね、目がキラキラしてるんですよ。

人はそういう情熱とか熱意に引き込まれるもの。専門的な話はチンプンカンプンだったけど楽しい時間でした。

きっとこの人はうちの会社じゃなくても生きていける。
むしろお願いしてうちの会社にいるんじゃないだろうか。

そう思うくらいの人物でした。

デキル人のメッセージは一貫してる「とにかく行動しろ」

目をキラキラさせながら製品の説明を終え、最後に私たちへメッセージをくれました。

輝くエンジニア
輝くエンジニア
自分が今これを作ることが出来たのは、夢中になるものがあったからです。
学生時代にプログラミングにハマり趣味でプログラミングしてたら、いつの間にかそれが仕事になってました。
3Dプリンターを買っては使い倒し、電子キットを買っては使い倒し、そうやって学んだことが気付けば仕事になってたんです。
今はなんでも安く手に入る時代です。
気になるものは足踏みせずどんどん買って使い倒してください。
それがあなたの糧となる。

実体験の言葉だからか、聞きなれた言葉でもいつも以上に響きました。

「無駄になるんじゃないかしら」とか「これが一体なんになるの?」とかそういった発想自体がないんだと思います。

面白そうだからやってみた。

ただそれだけなんだろうなぁ。でもそれが大事なんだよね。

まとめ

おそらく本人としては「好きなことで稼ぐ」つもりはなかったんだと思います。

話を聞く限りたぶんこれ

『好きなことをとことんやったら稼げるようになってた』

とことんやるってのがポイントだよね。

やっぱオタクほど強いものはないわ。

仕事でワクワクすることがなくなった私にとっては、刺激となる時間でした。

目をキラキラ輝かせながら働くって最強だー!!