ただの日記 PR

行きつけの美容院を変えようと思った理由

記事内に商品プロモーションを含む場合があります

行きつけの美容院はありますか?
私はもう10年以上同じ美容院を利用しています。

元々あまり美容院を変えない性質で、閉店や担当さんが辞めるなどの事情がなければずっと同じ美容院を利用していました。

へのこだわりや執着があまりないし、無頓着な私は毎回「よきに計らって」のノリでオーダーします。

担当さんも長いので私のことをよくわかってる。眉をひそめるでもなく「ではこんな感じに仕上げますね」と慣れたもんです。
ちなみにこの担当さん、今では店長になりました。立派になられて(落涙)

 

管理職は責任重大

この店長、店長になる前は管理職にはなりたくないって言ってました。

自分には向いてないと。

なんかわかる。管理職って言うよりは職人って感じ。いい腕してんだ、これが。安心して任せられる。
美について鈍感な私でもわかるくらいの腕前です。

それだけスキルがあれば、本人が望まなくてもそりゃ昇進しちゃうよね。個人経営じゃないんだもの。

で、店長になったわけですが、管理職になるってことは今までやらなかったことや、意識しなくて良かったことをガッツリやらなきゃならなくなるわけで。

具体的に言うと、集客と売上げ。おそらくこの辺りかと・・・

店長になるまでは自分のスキルを磨いたり、上にブチブチ言ったり、まあ自分のことだけを考えてれば良かった。そこまでの責任はなかった。
でもお店を任されたらそうも言ってられません。
あれやこれやと戦略を練って利益を上げることを考えなければなりません。

そんなことお客の私に言うことはなかったけど、今思えばそうだったのかなって思います。

施術スキルだけあってもお店は繁盛しないからなぁ。これ、職人にとってはジレンマだよなぁ。

集客が仇となる

友達に紹介されてウッカリ行って通い続けているこの美容院は、銀座の一等地にあります。

施術料は結構お高め(泣)
この美に無頓着な私が行くような美容院じゃない気もするが、そこは置いといて。

高めの料金設定なのになぜ通っているか

それはカットやカラーなどの美容技術のみではなく、お店の雰囲気や接客などのサービスがいいからです。数ヶ月に一回、少し贅沢な時間が過ごせるのです。

お会計の度に「美容院変えようかな」と思うけれど、気心知れてるし満足いく仕上がりにしてくれるし、まあいっかとなってました。

けれど、ある時期、異様に待たされることがあったんです。それも毎回。

予約してるのに待たされるってどういうこと?

美容院ってスムーズに終わっても2時間くらいかかります。それが3時間以上平気でかかってた。

店内はお客さんでごった返してて、どこにも贅沢な時間なんてなかった。

なんでこんなに受け入れたんだよ!(怒)

さばききれない人数いれてどうすんだよ!(激怒)

優雅で贅沢な時間を過ごしに行ってるのに、カットの前に待たされ、カラーの定着時間が過ぎても待たされ、なにかっちゃあ待たされイライラMAXです。

なんのために高いお金払ってるんだか。
この時ばかりは美容院を変えようと思いました。

だってその料金分の価値がないんだもん。

あとからわかったことですが、どうやらホットペッパーとかで割引券を配って集客を計ってたっぽい。

うん、お客は来たね。すっげー来たね。
でもリピーターはいなかったって。

そりゃそうだ、闇雲に集客だけしたってお店は繁盛しないよ。一時的で終わりだよ。

たぶん、既存のお客さんも離れて行ったんじゃないかなぁ。
あれは確実に失敗だったね。
集客とサービス、そして料金に見合う価値をバランス良く考えなきゃ。

今までできてたサービスがなくなってますから~。
一時的にお客さん集めてもトータルで減ってたら本末転倒ですから~。

集客で失敗した美容院のその後

集客はやめたらしい。店内はスペースに対して8割くらいの人数かな。

理不尽に待たされることもなくなって、優雅な時間を取り戻しました。

適正人数を受け入れることにより余裕が生まれ、行き届いたサービスが提供できる。

うん、これだよこれ。焦らなくてもちゃんと売上あるんだから。
あ~、良かった。あのままだったらグッバイするとこだったよ。
せっかく長年付き合ってきたのに、つまらないことで切れるとこでした。

サービスって大事ね。

もっと違うアイディアでお店を繁盛させてもらえたらなって思います。

おまけ:美容師からのアドバイスは無駄だった

この10年以上、店長は親切に親身になって色々アドバイスしてくれました。

巻きやすいようにカットにしたので、たまには巻いてみるのはどうでしょう

とか

髪質がペタンとなりやすいので、ふわっとさせるセットをすると良いと思います

とか、色々アドバイスしてくれた。

が、私には響かなかった(苦笑)

ごめんごめん、本当に不器用でなにもできないの。

今じゃ諦めて何も言ってきません。こんな私でもセットしやすい様にカットをし、ドライヤーをばーっとかけるだけでそれなりにまとまるようにしてくれます。

自慢だけど、髪質だけはいいのよ。友達からも結構褒めれらる。

手間をかけずにまとまる髪質でラッキー♪

だから余計なにもしない・・・のかも?!

そんな調子だからせっかくの店長のありがたいアドバイスも、右から左へ流れていきました。

右から、右から、そう右から来たものは~、左へ受け流す~♪