オリンピックのテーマソングの中で、どの曲が一番好きですか?
数多くある中でも、私は大黒摩季の『熱くなれ』がダントツで好きです。
あのスピード感、出だしから全開モード、心に刺さる歌詞、楽器の使い方、圧倒的パワー、どこを取ってもパーフェクト!
今回はヘドバンするくらい好きな『熱くなれ』について、熱く語るよー。
ここが好き!ハッと驚く曲の構成
まず出だしから度肝を抜かされる。
い、いきなり?
Everybody go!
Everybody go!
Everybody go!
Find your way!
イントロなし!キンキンするくらいの高音から始まるこの曲に、耳を奪われた人も多いはず。
Changin’ here we go!
はい、ここー!
特に「go!」
音が突き抜けちゃってるから。音階、大丈夫ですか?
しっかし、ドラムと声だけでよくこんなに表現できるよなぁ。
ってか、ドラムに負けない声量ってどうよ?バケモノ?(笑)
これね、よ~く聴くとEverybody go!の後ろで「Ah~」ってコーラスが入ってるの。
この「AH~」が好き。
コーラスとの重なりで深みが出ちゃってるぅ~。
いきなりラスボス感を出して始まる『熱くなれ』がどう終わるかと言うと、最後もラスボスで終わります。
最後のサビが終わると同時に
Everybody go!
Everybody go!
Everybody go!
Find your way!
出たーーーーーー!
最後も持ってきたーーー!
しかもですよ、
Changin’ here we go!
はい、ここー!
出だしとは違って最後のこの節だけは、楽器の音が一切入ってないのです。
己の声のみ。
潔いぃぃ~~~!
「引っ込んでな、最後は私が締めてやるからよ」
いきなり始まって、いきなり終わる。
カッコイイっす。姐さん、めちゃカッコイイっす。
ここが好き!楽器の使い方
腕がちぎれるくらい叩くドラム
ロックだからギターも活躍するんだけどさ、終始ドコドコ叩くドラムにしびれたよ。
マジで叩きまくり。
出だしからバンバン叩いてるけどサビの前はヤバイね。
【聴きどころ】
01:22、02:13
サビ直前に高速にドラムをぶっ叩く!ドコドコドコドコ
からの~、サビ
SHININ’ MY LIFE 時間を超えて
完璧なサビへの入りですな。
ロックの中で光るピアノ
昔、大黒摩季が言ってたんだけど、一日一回はピアノを弾かないと気持ち悪いんだって。
『熱くなれ』はハイテンポなバリバリのロック。
なんだけど、ここにピアノを入れちゃうんだよねー。
それがまたいいアクセントになってんだわ。
【聴きどころ】
01:14、02:06
サビに入る準備で一度沈むんだよね。
そこの繋ぎ目にピアノを挟んでるの。
ここにピアノ使っちゃうのかー。そうかー。
それと、一番盛り上がる最後のサビの前の静かなサビ。
ここでもピアノを使ってます。
【聴きどころ】
03:00~
ここね、伴奏がドラムとピアノだけになるんですよ。
んもう~~~、この組み合わせがたまんない。
なにこの溜め。
『熱くなれ』の中で一番静かな小節なだけに聴きいっちゃう。
歌詞もめちゃくちゃいいんだわ。
ここが好き!心に響く歌詞
未来が見えないと不安になるけど
くっきり見えると怖くなる
I KNOW… YOU KNOW!!
ズバッ!と言われてしまったよ。
転職、結婚、老後などなど、自分の将来を考えると常に不安になる。
だって、未来が見えないから。
どうなってしまうんだろうと不安に押しつぶされそうになるけど、やたら具体的にわかるのも嫌だよね。
何をやっても結果が決まってるとしたら、なんもやる気になれないよ。
わからないから試行錯誤したり、挑戦するんだもの。
目先の不安に囚われて見えなくなってしまっても、心の奥底では不確定な未来を望んでる。
最後の英語でドキッとしたよ。
「本当はあんたもわかってんでしょ」
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正義が社会を救えないなら
愛しかないでしょう
ねえさーーーーん、もうついてくーーー!
そうそう、そうなんだよ。
理不尽なことが多い世の中で、救いとなるものがあるとしたら、やっぱり『愛』ではないでしょうか。
キザでも照れくさくても薄っぺらに見えても、『愛』なくして生きてはいけないのです。
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自由に思いのままに
本気で生きてみたい
だから今
あぁ、もうっ!
なんなの、この人。
大事な瞬間はいつ?練習した過去?次回のオリンピック?
違う!
生きている『今』この瞬間だ!
「私は本気出すけど、あんたはどうすんの?」
「本気で生きる」って夢があるかないかじゃないと思うけど、周りが見えなくくらい夢中になれるものがあるのは、なんだか憧れちゃうなぁ。
たとえ苦しくても、失敗を繰り返したとしても、自分の意志で思いっきり生きてる人は、目の奥がキラリと輝いてるんだ。
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もっと もっと 熱くなれ
キターーーーーー!
ド直球!真骨頂!
周りの声なんて関係ない。
カッコイイも、悪いもない。
いいから思うようにやっちゃいな。
どこまでも潔い歌だよ。
まさにオリンピックのテーマソングにぴったり。
もし私がオリンピック選手だったら、プレイ直前まで『熱くなれ』を聴いて自分を盛り上げるよ。
なんかさー、「もっと熱くなれ」って言われると、自分のままでいいんだって思えてくるんだよね。不思議。
元気になれるんだよー。
ここが好き!高音から声量まで兼ね揃えた圧倒的歌唱力
ここまで『熱くなれ』の曲について語ってきたけれど、こっっっんな暑苦しい曲を誰が歌えると思います?
大黒摩季しかいなくない?
彼女より歌が上手い人やパワフルな人はいると思うけど、この曲は大黒摩季でこそなんだよなぁ。
この速いテンポで、途中にラップも入って、高いキーで歌い続けながら思いを表現するって、いやー、並大抵じゃないわ。
声量も歌唱力もハンパない。
何回かライブに行ったけど、ちゃんと最後の「go!」も歌ってるからね。
口パクじゃないんだよ。凄すぎだよ。
エビバディゴ!
エビバディゴ!
ファ~アウェ~~!(裏声)
ここが好き!モノマネできないオンリーワンの存在
『熱くなれ』を歌える人はいるかもしれないけど、ここまで表現できる人はいない。
最後の「go!」なんて、どっから声だしてんの?って感じだし。
この曲はね、スパッと気持ちよく「go!」で終わるの。
決めなの。
「go!」が出る前提の歌だからなぁ、すげーよなー。
誰にもモノマネできない個性がある。
しびれる~~~。
もう好き。
大好き。
『熱くなれ』を聴いて熱くならない人なんているのかな?
気付いたら縦揺れしちゃう魂の歌だよ。
チョーカッコイイ!!
ってことで、私の大好きな曲『熱くなれ』を語らせてもらいました。
ぜひぜひ聴いてみてくださーい。
そうそう、楽器の音を逃さないこのヘッドホンがおすすめだよ。
迫力が違う。