キーボードにストレスを感じることはありませんか?
手首や手の甲に痛みを感じることはありませんか?
キーボードはPCを操作するインプットデバイスです。そう、インプット(入力)するデバイス(装置)です。
PCを思い通りに操作するのに、ストレスがあってはなりません。
作業効率を上げ、なおかつ体への負担を少しでも減らしてくれる快適キーボードは果たしてどちらでしょうか。
今宵の選手はこちら
- 東プレ「Realforce 91UBK-S」
- FILCO「Majestouch Convertible2 茶軸 FKBC108M」
キーボードの概要表
勝負の前に簡単な概要から。
それでは、キーボード8番勝負いってみましょう!!
ファイッ!!
第1R:タイピング、打ちやすさ
キーとキーの間が適度に空いているRealforceに対し、Majestouchはキーがギュウギュウに詰まってる。
ちかっ!!
特にこの「←(BackSpace)」と「Insert」をよく打ち間違えます。
もうちょい幅を取って欲しかったなぁ。
Majestouch
スペースの節約にはなるけれど、キーとキーの間が狭いとタイプミスしちゃう。
Realforceは程よい間隔。
タイプミスが減れば作業効率も上がる。
タイピングのしやすさを第一に考えてキー配置したRealforceが一歩リードです。
第2R:体への負担
どちらも最後まで押し込まずにタイピングできる構造になってるので、少ない力でタイピングできます。
付属キーボードより楽に打てるのは間違いありません。
さらにキーの重さにご注目ください。
Realforceは、キーによって重さが違う変加重方式です。
具体的に言うと、人差し指で押す「F」は重く、小指で押す「A」は軽くなってます。
力の弱い指で押すキーは軽くなってるんですね。
この発想が素晴らしい!天才?
Majestouchは統一荷重のみですが、キーの重さを選択できます。
黒軸(50g クリック感なし)
青軸(50g クリック感あり)
茶軸(45g クリック感あり)
赤軸(45g クリック感なし)
茶軸はビギナーに使いやすいとのこと。
私は茶軸を使ってます。確かに一番しっくりきた。
このようにどちらも考えて作られていますが、疲れない観点から見るとRealforceに軍配が上がります。
なぜなら、手首の痛みが引いたから。
もうビックリ。
キーの間隔、押し込み具合、配置、高さ、これらがベストになるよう考慮して作られている。
と、思う。
人工工学とか知らないから、詳しく解説できないんだよぉぉぉ。
どんなカラクリになってるの?これ。
とにかくRealforceは疲れません(`・ω・´)キリッ
第3R:便利機能
タイピングだけじゃ物足りない!
タイピング以外に何かないの?
はい、MajestouchにはBluetoothで無線接続できます。
USBの他に4つまで登録できる。
例えば、PCにはUSB接続して①スマホ②タブレットと登録すれば、接続先を切り替えるだけですぐ打てます。
切り替え方法も簡単♪
「Ctrl」「Alt」「Fn」を同時に押して、あとは接続先を選択するだけ。
PCいじってる時に友達からLINE来たら、キーボードで返事したくなりませんか?
フリック入力は便利だけど、キーボードには敵わない。
入力デバイスとしてはキーボードが圧倒的な強者だよね。
今はPS4も登録したから、モンハンで大活躍っす。
ちなみにRealforceに便利機能ありません。
第4R:耐久性
両者の重さは、どちらも1.2kgとめちゃ重い。
もはや鉄板!!
巷では10年使えるキーボードと言われるくらい耐久性はあります。
どっしりと安定してて、ちょっとやそっとじゃ動きません。
少しずつズレて手の位置が動くのは地味にストレスよ~。
両者譲らず、この勝負は引き分け。
第5R:ウキウキ度
打っていて楽しい~♪
Majestouchは、カシャン!カシャン!とキーが入り込むと言うか、打鍵感が気持ち良いんです。
優しくと言うよりはノリノリで打つ感じですね。
打っててワクワクするなんてなかったのに、ガンガン打っちゃいます。
なんなんでしょう、この高揚感は。
意味もなくワクワクして、購入当時は友達に自慢したくらいです。
全然伝わらなかったけど(笑)
Realforceはね、とにかく地味!!
打った瞬間から「やべー、これ凄いわ」とかないから。
なんでこんなに高いの?ってレベルで地味です(苦笑)
第6R:メンテナンス
メンテナンスって掃除くらいしか思い浮かばないんだけど、タッチの差でRealforceの勝ちです。
と言うのも、Realforceは分解がめちゃ簡単。
裏のツメを外すだけでパカッと分解できる。
工具とかいらないよ。
キートップのはずし方は両者同じだけど、分解が簡単ってことで鼻差でRealforceかな。
第7R:価格
単純比較するとMajestouchの方が安いです。
まあどちらも1万超えですけどね。
高いよぅ。
でも10年使えるんだから長期的に見れば安い安い。
第8R:中毒性
どっちを買っても付属のキーボードには戻れません。
だって快適なんだもん。
もう病み付きです。
タイプミスは減るし、疲れが軽減するし、便利機能もある。
手の延長で使えるから、パソコン操作でチッてならないんですよ。
そりゃ戻れないよ。
たまに付属キーボードを使うと高級キーボードがいかに優れているか痛感します。
結果発表
これまでの勝負を振り返って見ましょう。
う~ん、互角。
勝ち星だけでは判断できませんね。
8番勝負をしてみて思ったのが、これ勝負つかなくね?ってこと。
だって、タイピングを求める人もいれば、便利機能を求める人もいるように、何を求めるかは人それぞれだから一概にどっちとは言えないよね。
ってことで、オチがなくなっちゃうから、独断と偏見で決めます。
ドゥルルルルル・・・ジャーン
この勝負、Realforceの勝ち!!
私が重要視したのはタイピングと体への負担、この2点です。
タイピングミスが減り、なおかつ腱鞘炎が治まった。
もうこれだけでRealforceの圧勝です。
タイピングが少ないならまだしも、何千文字、何万文字打つのであれば、疲れないキーボードが一番!
Majestouchはノリ良し、軽快、若いと言った感想。
良いとこも悪いとこも出てくる特徴のあるキーボードです。
Realforceは、安定感があり飽きのこない労わりモデルと言ったところでしょうか。
一見なんの変哲もない、ただそこにあるキーボードなんですが、一度使い始めるともう手放せません。
手首が痛くなる前に買えば良かった。
あなたは何を重視して選びますか?
この8番勝負が参考になれば幸いです。
ただ、価格で判断するのはやめた方がいいです。
万単位の出費を視野に入れているのであればなおのこと。
もう価格は無視!!
他の要素で決めてください。
注意点としては、どちらを買うにしろ使用したら、付属のキーボードへは戻れませんよ。フフフ