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クライマックスのスピード感がGOOD『グラスホッパー』を読みました

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1ミクロも内容を知らぬまま、グラスホッパーを読みましたー。

私
女、子供に乱暴しないおすすめのミステリーはありませんか?

と、読書仲間の小春さんに聞いたところ、グラスホッパーを紹介されましてね、さっそく図書館で予約した次第でございます。

借りるのに一週間も待ちました。

 

ご予約された資料が貸し出しできます。

 

きたきた。

待ってたよーん。

 

では、お気に入りのブックカバーをつけまして(ここ大事。テンションがめちゃ上がる。)

2日間、夢中になって読みました。

 

内容はですね、ミステリーというかハードボイルドな感じです。

3人の人物の視点で語られていくのですが、うち2人が殺し屋なんです。

「え?殺し屋?」

なぜか文字で書くと軽くなるよね(^^;

だけど内容はハードボイルドよー。

 

もちろんミステリー要素もあるのですが、殺し屋の心情が興味深くて、「あれはどうなっているの?」よりも「そんなこと思ってたのー!」の方が強かったです。

 

ナイフ使いの蝉がなんか憎めないやつでねぇ、私は結構好きだな。

頭悪そうなのに、急に核心を突くようなことを言うんだよ。深い~。

ま、現実にいたら絶対関わりたくない人物ですが(笑)

 

最後のクライマックスのスピード感は、読む速度も上がりましたねー。

「あ~、もうこれダメじゃーん」

と、思ってたらあの人が登場したり、と思いきや、あの人まで来ちゃったり、あーなってこーなってそうだったのかーって感じでした。

ネタバレしないように話すの難しい。

 

私は、ストーリーよりスピード感が面白かったな。

なんていうか、しみじみ噛みしめながら読むというよりは、ワールドに入って一気に楽しむって感じです。

最近読んだ本は重いテーマやグロイ話が続いていたので、軽めに読めて楽しかったです。

ハードボイルドで「軽め」って表現も変だけど(笑)

 

いや、ほんと蝉が可愛いんだって。(なぞの蝉推し)

 

もはやルーティンワークとなっている

小説からのamazonプライムで検索してみると、

私
あったーーー!

 

グラスホッパーの映画がアマプラにありました。

さっそく視聴することに。

 

蝉を演じているのはジャニーズの山田くん。

どんな演技かと言うと、ちょっと暗くてシリアス。

う~ん、違うんだよなぁ、私のイメージはもうちょっと軽薄な感じなんだよね。

あんまり考えずに思ったこと言っちゃうみたいな。

私の中の蝉にシリアスさはないんだよぉ。

 

でもアクションシーンはイメージ通りでした。

身のこなしが軽くて、ナイフをシュシュシュっと(語彙力)するとこなんかはイメージにピッタリ。

 

全体的にキャスティングは良かったように思う。

けど、原作を超えるものはそうないもので・・・

 

しかし、殺す手段で〇〇屋って呼ぶのどうなの?

自殺屋とか押し屋とか。

本当にそんな呼び方をするのかしら。

 

 

わたし、会社で便利屋って呼ばれてる。

ちがっ・・・

コードネームなんてないから~。