30代、40代のシティーハンター世代ド真ん中のあなた、安心してください。
劇場版シティーハンターはザ・シティーハンターでした。
古臭い?
バカ言っちゃいけません。古臭さも含めてシティーハンターなんです。
かくいう私もシティーハンター世代です。もちろんマンガも読んでたしアニメも観てました。
獠ちゃんの「もっこり」を聞いて育ちました。(すごい時代だ(笑))
もっこり世代のファンが観ても、終わってから
「あの場面でさー」
「獠ちゃんカッコ良すぎ」
と感想を言っちゃうくらい面白かったです。
オープニングから胸アツだったから~。
あ、ちょいちょいネタバレするので、知りたくない方は読み進めないでね。
オープニングからエンディングまで挿入歌が豪華絢爛
いきなりカーチェイスから始まります。
場所はもちろん新宿!
スピード感のある映像に合わせてあの曲のイントロが流れます。
耳に入った瞬間
「うわあぁぁぁぁ~~~(歓喜)」
脳内は当時をフラッシュバック!
一気に持ってかれた。
高い声で流れたのはこの歌詞。
最初に好きになったのは声♪
それから背中と整えられた指先♪
この歌詞だけでわかる人はわかるよね。
「ANGEL NIGHT ~天使のいる場所~」ですよ。
ヤバイでしょ?
マジか!って思うでしょ?
シティーハンターの新作ってだけで嬉しいのに、懐かしい曲まで流れるとは。
でもね、これだけじゃないんです。
出し惜しみすることなく名曲が次から次へと流れてくる。
ストーリーに合わせて何曲もふんだんに流してくれました。
- ANGEL NIGHT ~天使のいる場所~
- Super Girl
- SARA
- ゴーゴーヘブン
- FOOT STEPS
- Get Wild
- STILL LOVE HER (失われた風景)
どれを聴いてもこう、こみ上げてきちゃいまして。
特にヤバかったのがエンディング。
シティーハンターと言えば「Get Wild」
モチのロンで流れました。
ただね、アニメ版シティーハンターの映像をハイライトで流すのよ。
「CITY HUNTER EPISODE5」と明記して槇村との別れのシーンとか、CITY HUNTER1~3のハイライトを流すんですよ~。
こんなん流れたらこみ上げる!こみ上げる!
アニメを一気見したくなるじゃないかぁ。
さらに、さらに、
にくい演出はこれだけじゃ終わりません。
Get Wildが終わったと思ったら、続けてSTILL LOVE HER (失われた風景)が流れました。
しかも今度はハイライトではなく、新宿の実写+イラストと共に。
当時のエンディングそのもの!
胸アツぅぅぅ!
ガマンしてた涙腺もとうとう崩壊(T△T)ブワッ
シティーハンターの要素がてんこ盛り
これがなきゃシティーハンターじゃないよねって要素がすべて詰まってました。
香のハンマーは言わずもがな、スマキも夜這いトラップもあったよ。
- ハンマー
- スマキ
- 夜這い防止トラップ
- ゲリラ戦
- 着飾った香の美女姿
- 美人の依頼人
- 依頼人の笑顔を引き出す獠
- 冴子の策略依頼
- 海坊主のゆでだこからのお皿パリン
- 獠と香の揺るぎない信頼関係
よく2時間の映画に詰め込んだなぁって感じです。
最後のシーンがたまんないんだ、これが。
敵が香の幼馴染で最後に対峙するのね。
説得を試みるも香の声は届かず殺されそうになります。
悲しそうに顔を傾ける香。
すると、いつの間にか獠ちゃんが後ろにいて、香の背後から敵を撃ちます。
スローで流れるんだよ、このシーンが。
もう~、見て!見て!
私の表現力じゃ伝えきれないから。
当たり前のように香を守る獠、見なくても後ろにいるとわかっている香。
あぁ、これだ。これが獠と香だ。シティーハンターだ。って思うから。
戦闘シーンは安定のカッコ良さ
街中のゲリラ戦も、銃撃戦も安定のカッコ良さに目がハート。
ターミネーター2のシュワちゃんみたいに、ショットガンをクルっとさせながら弾を装填するのもカッコ良かった。
でもやっぱり獠ちゃんと言えばリボルバーよねー。
撃つ姿も弾を詰め込む姿もかっけーっす。
BGMのFOOT STEPSと合ってる。いかしてるぅ。
海坊主はバズーカーね。キャラとしてはちょっとコミカルすぎたかも。
カットされた(と思われる)シーン
30年前は放送されてたのに、現在では問題視されカットされた(と私が思っている)シーンがあります。
- もっこり
- タバコ
口では「もっこりちゃ~ん」とは言うものの、描写はありません。
まあお下品と言えばお下品だからね(^^;
100%下ネタですから。
あとハードボイルドなのにタバコは吸っていませんでした。
エンディングのハイライトでは吸ってるシーンが流れたかも。
なんか大人の事情がありそうな感じではあったな。
あと関係ないけど、海坊主と猫のシーンもなかったです。それは少し残念。
まさかのキャッツアイとの競演
キャッツアイの3姉妹も出てくるよ~ん。
ちょい役だけどね。
怪盗だからさ、戦闘には参加しないのよ。
そして海坊主と美樹ちゃんがやってる喫茶店の大家さんでした。
店を大破されて泪ねえさんがお冠でしたよ(^^;
香ったらレオタード姿の3姉妹に向かって
「あの・・・いつもその姿でお仕事を?」
とか聞いちゃってるの(笑)
香、それを言っちゃあ・・・
でも返事が「そうよ。案外目立たないのよ」だったからね。
いや、目立つだろ!
と心の中で突っ込んだのは私だけじゃないはず(笑)
感想:ファンでも楽しめる
大満足の内容でした。
すでにもう一回観たいです。
劇場に行くと来場者特典でイラストカードがもらえたよ。
私はたまたま獠ちゃんと香になったけど、ランダムで配ってました。
しかし、泣ける映画じゃないのにこみ上げるってなんだろうね。
これねー、30代40代の人ならわかってもらえると思うんだー。
そうそう、新宿駅には掲示板の巨大壁画が設置されてたよー。
可能なら新宿での観覧をおすすめします。
掲示板にも寄れるし、本編で新宿の様子が流れるから
「ここ、ここ、さっき見た!」
ってなる。
ゴジラとかね。フフフ