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迎賓館赤坂離宮の一般公開に行ってきました 警備員の仕事が秀逸すぎて言葉もない

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東京オリンピック、東京サミット、賓客のもてなしに利用されている迎賓館赤坂離宮が一般公開されています。

毎年8月に期間限定で公開されていた迎賓館が、迎賓に支障のない範囲で一般公開されることになりました。

改修工事はしてますので当時のままではないけれど、100年以上も前に建設された建物に入れるのは感慨深いものがあります。

今回は、3つの部屋を見学してきました。

 

入る前の準備と注意点

前庭は無料 館内は有料

迎賓館の前庭は無料で誰でも入れます。

16:30受付終了で17:00には閉門です。

館内の見学は有料で当日受付もあるそうですが、シンは事前予約して行きました。

スケジュール&事前予約は以下の公式HPで確認してください。

迎賓館赤坂離宮の一般公開

有料と言っても1,000円です。1,000円で100年以上前のシャンデリアを見たり、国賓が立っていた場所を見学できるなら安い安い。

 

空港並みのボディチェック

迎賓館の周りは警備員がゴロゴロいます。ですが、みなさん和やかに話しかけきて案内してくれます。威圧的な雰囲気は一切ありません。

でもセキュリティは結構厳しい。やましいことはないので臆することはないけれど、隅々までチェックされるのはドキドキするよね。
え?ビビリーだけ?

西門から右手奥へ行くと手荷物検査を行います。それもガッツリ、本気チェックです。

手順は空港と同じ。手荷物をカゴに入れX線画像で手荷物を丸裸。

その際、ドリンクを持ってる人はその場で一口飲まされます。毒見?爆発物?チェックなのかな。

人間はセキュリティゲートをくぐります。金属は手荷物と一緒にカゴに入れてくださいね。

手荷物検査が終わったら券売機でチケットを買います。

これがふつ~~~うのアナログ券売機で、さっきまでの物々しい手荷物検査とのギャップがありすぎてクスッとしてしまいました。

 

超重要 トイレは事前に済ませてね

館内にトイレはありません。事前に済ませておきましょう。

仮設トイレ

 

仮設トイレの右手にも建物内にトイレがありました。ちょっとした休憩所があったよ。

 

ちなみにポケモンGOは禁止です。

 

音声ガイドは不要

音声ガイドを200円で借りることができますが、館内にはボランティアのナビゲーターさんが何人もいて説明してくれるので、借りなくても問題なし。

質問すれば快く答えてくれるし、ほのぼのした雰囲気がいい感じ。基礎知識がなくても心配なしです。

音声ガイドより温度のあるナビゲーターさんに聞く方が色んな話が聞けて楽しかったよ♪

 

服装は自由

ドレスコードはありません。

シンも国賓をもてなす場所にどんな服装で行けばいいんだろう?と一瞬思ったけど、服装は自由でOKでした。

と言うか、予想以上に歩くので歩きやすい靴で行くのがいいと思います。

館内も広いし前庭、主庭と見所満載で結構歩きます。キラキラしてるから写真撮りたくなるじゃん。キャッキャ歩くで~。

 

館内は煌びやかでうっとり

いよいよここから館内へと入ります。ドキドキ

 

残念ながら館内は撮影禁止。そして家具はもちろんのこと壁にも触れることはできません。

唯一、階段の手すりはOKだったので必要以上に触ってきました(笑)

館内は入り口でもらったパンフレットの写真そのものでした。これね、これ。

 

要所要所で自動音声の案内が流されています。

来賓の写真やら実際に使用された食器やらが飾られていました。

おぉ、ここにトランプさんが立っていたのか」とか「この鏡、うちの部屋全部入る」とか、まあ色々思い巡らせたよ。

正面階段から見える天井の油絵にはちょっとしたトリビアがあって、入った時に見えるのは朝焼け、出るときに見えるのは夕景だそうです。

チェックしてみてね。

 

建設当時はフランスまで行ってデザインを学び材料を輸入したそうです。

ベルサイユ宮殿がモデルって言うのも納得。まさにリトルベルサイユでした。

しかも鉄骨でできており耐震なんだって。100年前から耐震とはすっげー!!

 

前庭と主庭

どこを撮っても絵になる。写真のセンスあるかもって勘違いしちゃうくらい撮影どころ満載だったよ。

こちらが主庭。噴水といい感じ。

 

前庭ひろ~い。

 

所要時間は1時間程度。

ですが、シンは写真撮ったりナビゲーターさんとお話したりで2時間くらいいました。

迎賓館を出たらドッと疲れが出たよ。はしゃぎ過ぎた。

 

警備が秀逸

これほど優秀な警備はそうそうない。

と言うのも、巧みな技で見学者を思うようにコントロールしているからだ。

シンはキャッキャしていたせいで閉館時間ギリギリになってしまいました。
周りに見学者は数人しかおらず、最後の客になっていた。

前庭で撮影していると「正面扉の前で写真を撮りましょうか。そこから国賓が入っていくんですよ。はい、笑って~。」と、もてなしてくれました。

警備員がですよ。

あらやだ、優しい~」とこちらも上機嫌。これがその正面扉。

 

すると迎賓館のちょっとした説明をしながら「中門から全体的に撮るのも人気ありますよ」と案内してくれた。

そうね、門も入れたいわね。今なら人がいないし。うっしっし

 

中門から正門へ歩きながら「入場口の正門を中から撮るのもまたいいですよ」と案内され「ほほぉ、それもそうだ、いつもは外からだもんね」とパシャリ。

 

ホクホクよ~。うちらに付きっきりで案内してくれたんだもの。なんか得したキ・ブ・ン♪

・・・

・・・

・・・

ってあれ?あれれ?

いつの間にか外に出てる。

追い出されてた~~~Σ(゚□゚*)

 

閉館時間キッチリ。潮が引くように警備員さんもいなくなり、最上級のお役所仕事を目の当たりにしました。

いやでもね、これかなり優秀な警備だと思う。
あれはダメ、これはダメの警備じゃ未然に防ぐことはできないんだよね。
人間って抑え付けられると反発しちゃう生き物だからさー。

数年前に話題になったDJポリスもうまく誘導してコントロールしてたよね。
迎賓館の警備員さんもかなり教育されているんだろうなって思った。

誰の気分も害さずキッチリ仕事を遂行する警備員さんに脱帽です。