人間の記憶力は進化してませんから、メモにはノートを使います。
職場でメモらない人を見たことがありません。みんなノートを使ってる。
以前、仕事にはリングノートが使いやすいと書きました。
(関連記事:【新入社員必見】メモに最適なノートはこれだ!)
今でもリングノートを使ってるし、使いやすさはピカイチです。
けれど、昔と違ってノートにも紙以外の選択肢が増えました。
そう、ソニーのデジタルペーパーです。
はい、以前アップルペンシルの書き心地が良くて買っちゃいなよと煽る、もといオススメ記事を書きました。
(関連記事:アップルペンシル対応のiPad(2018)は買う理由しか思いつかない)
ウソはついてません。iPad+アップルペンシルの組み合わせは、使い道が広がってすごく便利です。
でも仕事ではデジタルペーパーを使いたい。
なぜ仕事ではタブレットがNGでデジタルペーパーが使いたいか書きたいと思います。
仕事でiPadを使いたくならない理由
iPadを使いたくならない理由①メモとしての書き心地はイマイチ
散々「アップルペンシル最高♪」って書いといてなに言ってんの?って感じですよね。
これには理由があります。
iPad+アップルペンシルが便利なのは事実です。
家でも使ってるし、ブログのイラスト描くのにも使ってる。
でも仕事で使おうとは思わないんですよね。
ブログのイラストはいいんですよ。ちょっとしたアイディア手帳にもいい。
でも仕事のメモには向いてません。(個人の感想です)
仕事のメモはスピード、機動力が求められます。
iPadの画面はツルツルしててガラスの上をカツカツ音を立てながら書く感じなんですよね。
- 作業のタスク
- 伝達事項
- 説明に使う図や絵
速い速度で頻繁にメモるのには向いてない。iPadは「描く」は向いてるけど「書く」は向いてないと思います。
iPadを使いたくならない理由②重いから機動力に欠ける
計ってみた。
iPad:465g
アップルペンシル:21g
合わせると486gです。
iPadだけじゃなくアップルペンシルも重いよ~。
家でイラスト描いている時からアップルペンシルは重いと感じてました。
こんなに重くては仕事で使えません。
ノートのいいとこはなんと言っても機動力!!
サッと出してサッと書ける。
上司に呼ばれた時、後輩への指示、会議室への移動などなど、仕事中は何かと動きます。
重いと持ち運ぶ気になれないんですよね。
軽さは正義です!
ノートの代用としてタブレットを使っては失敗。結局、紙だとわかった。
メモ書きをタブレットに置き換えてみようとチャレンジしてきました。
iPadだけではありません。
Xperia Tablet+スタイラスペンも試しました。
アプリを入れ替えたりスタイラスペンを変えてみたり、色々試してみたけど失敗に終わった。
アップルペンシルだけは書き心地が良かったので「イケる!」と思ったけれどダメだったよ。
結局
結局
紙なんです!
紙に勝てるor替わるものはなかったんです。
最終的なゴールは紙のノートでした。
ってことは、限りなく紙に近づけたデバイスが答えですよね。
キタこれ、デジタルペーパー。
結局、紙なんでしょ?なんで紙のノートじゃ満足できないの?
仕事で使う前提の話になりますが、職場のメモって気軽に捨てれない内容が書いてある。
「使い終わったらポイッ!」というわけにはいきません。仕事メモは処分に困るんですよ~。
会社の廃棄方法にもよりますが、丸ごと捨てれない職場だとシュレッダーにかけなければなりません。
1枚1枚かけるの面倒くせぇ~。
紙のノートは好きだけど、ちょいちょい不満も出てくる。
- いつの間にか溜まって嵩張る
- 処分が面倒
紙のように使えて、なおかつ紙の不満点が解消されたら最高じゃないですか!!
それがデジタルペーパーなんじゃないかと思うのです。
デジタルペーパーの魅力
魅力①書き心地と使いやすさ
ソニーストアで触ってきました。
書き心地はほぼ紙です。厚紙に書いてる感じ。
なにこの書きやすさ!!
サラサラサラと書ける。書いてる音まで紙のようです。
気になると言えば、ほんのちょっぴりラグがありました。アップルペンシルのようにスーっとペンに追従してくれない。ストレスになるほどではないけれど、ラグに関してはアップルペンシルの方が優れてます。
ソニーのスタイラスペンにはボタンが付いてて、下のボタンは消しゴムになってます。
いちいち消しゴムマークをタップしなくていいのは便利ですね。
ボタンを押しながら字をなぞるだけで文字が消せる
紙と同じような書き心地+簡単に文字が消せるのはポイント高いです。
魅力②手軽さ、機動力
家で計ってみました。デジタルペーパーは仕様書から抜粋。
キャンパスノート(30枚) | 122.5g |
デジタルノペーパー | 240g |
リングノート(80枚) | 332g |
iPad | 465g |
かっる!
めっちゃ軽い。80枚ノートより軽いです。ふわっと持てる。
DPT-CP1はA5サイズなので嵩張ることもなく持ち運べます。
軽さとサイズで機動力はそのまま!
まさにノートです。
魅力③テンプレートをダウンロードすれば数種類のノートになる
テンプレートをダウンロードすることによって、様々なノートに大変身。スケジュール帳にだってなります。
紙のノートだとそれぞれ購入しなければならないけど(さらに嵩張る)デジタルノートはテンプレートをダウンロードするだけで色んな使い方ができる。
スペースはそのまま、使い方いろいろ。
デジタルならではの魅力ですね。
魅力④目にやさしい
タブレットと違ってバックライトがないため目が疲れにくく、屋外でも反射しません。
液晶ディスプレイ独特のギラつきって疲れるんですよね。
逆にバックライトがないから暗闇では光らない。光がある場所でないと読み書きはできないようです。
魅力⑤パソコン、スマホと連携
デジタルですから他の端末と連携できるのがメリットです。
設定さえしてしまえば、PDF文書としてワイヤレスで相互転送することができます。
パソコンに「Digital Paper App」をインストールして、デジタルペーパーとペアリング。それによりUSBケーブルやWi-Fi経由、Bluetooth(R)通信によるピア・ツー・ピア接続で、PDF文書の相互転送を簡単に行うことができます。また、複数のパソコンとのペアリングも可能。たとえば、デスクトップPC内の文書をデジタルペーパーに転送し、外出先で添削のうえ、モバイルPCからメール送信するなど、場所にしばられない自由なワークスタイルが実現されます。
(引用元:ソニー公式HP)
また、スマホとも連携できるようになりました。ますます便利になりましたね。
デジタルペーパーのデメリット
デメリット①価格 高すぎぃ~
デジタルペーパー最大のデメリットは価格。
どうしてこんなに高いの?ってくらい高いです。
A4サイズのDPT-RP1:79,800円
A5サイズのDPT-CP1:69,800円
高いわぁ。
半額なら即買いなんだけどなぁ。
iPadと同じ値段ですよ。いや、iPadの方が安いです。
そしてiPadの方が出来ることが多い。
どうしても比べてしまいますよね。
デジタルペーパーはね、ただの紙なんです。デジタルの紙。
- ネットがしたい
- 動画が見たい
- 写真撮りたい
こういったことをしたいのであれば、iPadを買ってください。
デジタルペーパーは限りなく紙に近づけたデバイスです。他のことはできません。
デメリット②電子書籍が読めない
厳密に言えば読めます。
が、例えばreader storeから電子書籍を購入することはできません。
PDFファイルを読むことしかできないんです。
だから自分で自炊した本は読めるけど、アプリを入れて本を買ったり読むことはできません。
結論:仕事でソニーの『デジタルペーパー DPT-CP1』を使いたい
タブレットと比べてできることが少ないデジタルペーパー、その割りに高額。
なんだけど
ノートの代わりとしてタブレットを試してきた私としては、紙に特化したデジタルペーパーは気になるとこです。
- ネットできない
- カメラもない
- モノクロ
本当ただの紙なんです。
でも結局最後はただの紙を求めてたんだよね。
スマホ連携とか資料転送とか便利機能も兼ねそろえてはいるけれど、そこはあんまり気にしてません。
- 紙のように気軽に使える(機動力)
- 嵩張らない(スペース確保)
- 処分が簡単(削除するだけ。シュレッダーいらず)
- テンプレートが豊富(1台でOK)
仕事以外での使い道はあまり思い浮かばないけど、職場では大活躍しそう。
私みたいなメモ魔には夢広がるデバイスです。
デジタルペーパーデビューしたらどんな毎日になるのかなぁ。