突然ですがLIMEX(ライメックス)をご存知でしょうか?
私はガイアの夜明けで知りました。
LIMEXとは、通常の紙とは違い石から作られた紙のことです。
「ふ~ん」
って感じですか?
いやいやいや、LIMEXすごいですよ。私は番組を見てて衝撃を受けました。
以前、デジタルペーパーが欲しいって記事を書きましたが、紙がなくなることはないと思ってます。
今パッと見渡しても包装紙、本、郵便物、カタログ、ノートなどなど身の回りは結構紙で溢れてます。
なんにでも使われている通常の紙は、大量の木と水から作られており資源をバンバン使います。
でもLIMEXは石で作られているから、資源を守る救世主になる可能性を秘めているのです。
[voice icon=”https://shin-note.com/wp-content/uploads/2017/08/fukidashi.jpg” name=”みのこ” type=”l line”]木と水の資源を守る新素材『LIMEX』気になってきた?[/voice]
新素材のLIMEXってなに?
石から作られた紙
木と紙から作られる通常の紙に対し、LIMEXは石灰石と樹脂から作られています。
石灰石は世界中に豊富にあり、日本でも100%自給できる唯一の鉱物資源だそうです。
この日本で100%自給ってすごくないですか?
と言うか、石から紙を作るって発想がすごいですよね。
無尽蔵にあると言われている石灰石を使うことで、木と水の資源を守ることができます。
例えば1tの紙を作ろうとした場合、通常の紙は100tの水を使いますが、LIMEXはほぼ水を使いません。
(引用元:LIMEX)
名刺1箱(100枚)をLIMEXに変えるだけでも10Lの水が守れるそうです。
(引用元:LIMEX)
もし自分で名刺を作ることになったら、LIMEXで作ろうと思ってます。
料金も¥2,000前後と普通の値段だし。
新技術なのに高額じゃないってとこがまた素晴らしいですね。研究費とかかかってるはずなのに・・・
名刺を渡す度に「この名刺はですね、実はLIMEXでして・・・」と言ってしまいそう。
水に強く、水中で字が書ける
原料は石ですから、耐久性、耐水性に優れています。
まず破けない。ビリッて破こうとしても破けません。つよ~い。
そして、水をはじく!はじく!
少々汚れてもふき取ればキレイになるようです。
飲食店のメニュー表にはピッタリですね。
番組内では、水中で文字を書いてました。ビックリです。
何度でも蘇える リサイクルは半永久
再生紙と異なり、製造に水をほとんど使わず
100%リサイクル可能
(引用元:LIMEX)
えーーー
リサイクルまでもーーー
原料が石だから?
また粉状にすればそこから紙にできるってこと?
夢のような紙だわよ。
LIMEXの使用用途
紹介されていたのはこんな感じでした。
- 飲食店のメニュー表
- 交通機関の中吊りポスター
- 小売店のタグやラベル
- 不動産の屋外広告
- ホテルのバストイレなど水周りの案内カード
紙ですから使い方は無数にありそうですね。特に水に触れる場面が多いものには有効だと思います。
まとめ(と言うか感想)
誰もが気にもとめなかった石灰石に目をつけ、紙に生まれ変わらせる発想と技術力に思わずテレビの前で「すっげー!」と言ってしまいました。
LIMEXで名刺を作ってみたいぃぃぃ!
可能性を感じる新素材を見て興奮してしまいました。
相変わらず新技術はワクワクするなぁ。
VRも興奮したけど生活に密接してるわけじゃなかったから、一部の人にしか刺さらなかった。
でもLIMEXは紙です。
めっちゃ身近なもの。
気付かぬうちにLIMEXが導入されているかもよ~。
あ、回転寿司の「スシロー」にはすでに導入されているようです。
もし行く機会があったらLIMEXのメニュー表をチェックしてみてくださいね。