だいたい大手キャリアのスマホの維持費は月7,000円かかると聞きます。
年間にしたら84,000円ですよ。
これに端末代を加算したら・・・
(* ̄ii ̄) ブー
あ、冒頭から失礼しました。
大手キャリアのスマホの維持費があまりにも高くてつい・・・
追い打ちをかけるように、毎年スマホ本体の価格も高騰してますよね。
技術革新の速度と共に価格も上がりまくり。
先日発売されたiPhone Xs Max 512Gモデルはなんと164,800円!!
税込み価格いくらよ?
怖くて計算できない(>o<)
64Gモデルでも124,800円ですから、ノートパソコンが買える金額です。
いやはや、スマホに15万オーバーって狂気の沙汰としか思えない。
私だけ?(^^;
さて、私は2年前から格安SIMを使っていますが、スマホ本体の価格が上がってきているのと増税を目前に控え、通信費を節約したい切実な訴えがあったので、
- 格安SIMってなに?
- キャリアとは何が違うの?
の質問に答えたいと思います。
格安SIMは怪しくない!回線は大手キャリアの一部を借りてます
まずは格安SIMがなんなのか説明します。
本当に大丈夫なの?
「格安SIM」ってネーミングがいけないのかな?(^^;
確かに格安SIMと大手キャリアとでは、通信費が3~4倍くらい違います。
開きが大きくて怪しく感じてしまうかもしれませんが、まったく怪しくありません。
格安SIMを提供している通信会社は、大手キャリアの通信回線の一部を借りてます。
独自の通信回線ではないんです。
そして、ここに安さの秘密があります。
まず、回線を借りているので維持費がかかりません。
そして大手キャリアのように店舗を構えていないため、人件費などのコストを抑えることができます。※店舗がある通信会社もある
そのため、私たちに安価で通信を提供することができるのです。
自分たちで勝手にアンテナを立てて開通させたわけじゃなく、ドコモやソフトバンク、AUの通信回線の一部を借りているだけなのです。(一部、独自回線の会社もある)
怪しい回線ではないのでご安心ください。
比較①料金プラン:大手キャリアは複雑。格安SIMはシンプル
どうして大手キャリアの料金プランってあんなに複雑なんでしょうね。
選ぶだけで疲れちゃう。
大手キャリアの料金体系は「基本料金+パケット代+ネット接続料」とプランの組み合わせで決まります。
それぞれのプランを選択するのが、まあ~~~面倒。
「う~ん、データ量が3Gで足りるかな。たまには動画も見たいし5Gにしよう」
「家族以外と通話もしたいから、通話プランもひとつあげようかな。」
「そうそう、端末も買ったから月々サポート割りがこれだけ引かれて・・・」
「ちょっと待って!うちはみんなドコモだった気がする。それなら家族割りもあるのか。」
「え?シェア?なにそれ。」
「え?ずっとドコモ割り?」
「え?光セット?」
頭パーーーーン!!
もはや思考は停止し、店員さんのすすめられるがままに契約してしまいそうです。
それに対し、格安SIMは料金プランがめちゃくちゃシンプル。
基本料金しかありません。
どれくらいの通信量にするかくらいの選択はしますよ。
でも、全部でいくらって提示してくれるので、非常にわかりやすいです。
格安SIMで選ばなければならないのは次の3点。
- 通話あり or なし?
- SMS(ショートメッセージ)あり or なし?
- データ量はどれくらい?
この3点を選ぶだけです。
「光回線入れようかな」とか「親に自分と同じキャリアに移ってもらおうかな」とか、がんばって割引を考えなくて大丈夫。
割引がなくても十分安いから。
LINEモバイル | OCN モバイル ONE | BIGLOBEモバイル | |||
通話あり | SMSあり | 通信量3G | 1,690円 | 1,800円 | 1,600円 |
通信量10G | 3,220円 | 3,000円 | (12G) 3,400円 |
||
通話なし | SMSあり | 通信量3G | 1,110円 | 1,220円 | 1,020円 |
通信量10G | 2,640円 | 2,420円 | (12G) 2,820円 |
||
SMSなし | 通信量3G | 1,100円 | 900円 | ||
通信量10G | 2,300円 | (12G) 2,700円 |
比較②通信速度:大手キャリアは安定して速い。格安SIMはたまに遅い
大手キャリアが安定してるのはいわずもがな。
では、どうして格安SIMは大手キャリアの回線を借りているのにもかかわらず、通信速度が落ちるのかと言うと、ほんの一部を借りているからです。
大手キャリアと格安SIMの通信イメージはこんな感じ。
普段は一部だけでもあまり影響がありません。
快適に過ごせます。
でも、みんなが使用する時間帯、よく言われるのが
- 7時~9時:朝のラッシュ
- 12時~14時:お昼休み
に通信速度が落ちます。
大勢が一斉に入ってくるので渋滞するイメージです。
大手キャリアは大量の通信回線を確保しているため、一斉にネット通信されてもさほど影響がありません。
さすがにお正月やバルス祭りされると厳しいですが。
ちなみに私はOCN モバイル ONEを使っていますが、朝もお昼も速度が遅いと感じたことはありません。改善してるんじゃないかしら。
私個人の使用用途ではってことで参考までに。
比較③店舗:大手キャリアは全国展開。格安SIMはない、もしくは少ない
大手キャリアの一番のメリットは対面サービスだと思ってます。
わからないことやトラブルが発生した際に、ショップへ持っていけば相談に乗ってもらえます。
手厚いサービスを受けられる。
ですが、格安SIMは初期設定から万が一のトラブルまで、ぜんぶ自分でやらなければなりません。
SIMがポロンと届くだけだからね。
恐れることなかれ!
初期設定は公式ページで詳しく説明しています。
ググってその通りにすればいいだけ。
「LINEモバイル 設定」で検索
1~10まで写真付きで丁寧に説明されてますから、その通りに設定すればOKです。
(LINEモバイル公式ページより)
トラブル時は、公式ページにオンラインチャットがあるし、電話で問い合わせれば済むので大丈夫です。
オンラインチャットでも丁寧に説明してくれます。
気軽に聞けて私は電話より好きです。
比較④支払い方法:大手キャリアは銀行引き落とし。格安SIMはカード決済
格安SIMの支払い方法は、カード決済がほとんどです。
カードをお持ちでない方は、格安SIMの選択肢が限られてしまうのがデメリットですね。
Y!mobileは銀行引き落としができます。
その他の格安SIMでもプランによっては銀行引き落としができますので、どうしてもカード払いができない場合は確認してみてください。
まとめ
大手キャリア | 格安SIM | |
料金 | 高い | 安い |
回線 | 自分の | 大手キャリアの一部を借りてる |
料金プラン | 複雑 | シンプル |
通信速度 | 安定して速い | たまに遅い |
店舗 | 全国展開 | ない。または少ない |
支払い方法 | 銀行引き落とし、カード決済 | カード決済 |
Pixel3の比較記事でも書きましたが、どんなに端末代の割引があっても、トータルで見ると大手キャリアは高額です。
単純に月々の支払いを比べると、こんなに違いますから。
たとえ解約金を支払うことになっても、月額料が安い格安SIMならすぐペイできますし、その後はずっと支払いがラクになります。
試しにPixel3をドコモで買ってそのまま2年間の月々サポートを受けるのと、3ヶ月後に格安SIMに乗り換えた場合でシミュレーションしてみました。
月々サポートは3ヶ月分だけ。21ヶ月分の割引が受けれないとします。
(1,728円×21か月分=36,288円)
さらに解約違約金を払い、転出する際の手数料を払い、乗り換え月は約2万円の出費になってしまいますが、2年間のトータルをご覧ください。
※端末代は24分割の値段
それでも格安SIMの方が安いのにはビックリ!!
乗り換えるなら早ければ早いほどお得なのです。
違約金を気にしてる場合ではありません。
維持費を安く抑えたいなら今すぐ乗り換えるべし=3
大手キャリアは対面サービスという強力なメリットがあります。
しかし、年に何回ショップへ行くでしょうか?
いつ行っても混んでるし、トラブルを解決したいのに事前予約って・・・
- 月額料を安く抑えたい人
- 設定からトラブルまで自分でできる人
- または相談できる人が周りにいる人
- またはググれる人
- あまり通話をしない人
月に5,000円の節約が可能となる格安SIM。
デメリットもあるけれど、やはりこの料金の安さは大きな魅力です。
それでも大手キャリアで高い月額料を支払い続けますか?
音声通話+データ3G | 1,690円 |
---|---|
音声通話+データ5G | 2,220円 |
音声通話+データ7G | 2,880円 |
音声通話+データ10G | 3,220円 |
音声通話+データ110M/日 | 1,600円 |
---|---|
音声通話+データ170M/日 | 2,080円 |
音声通話+データ3G/月 | 1,800円 |
音声通話+データ6G/月 | 2,150円 |
音声通話+データ10G/月 | 3,000円 |
音声通話+データ3G | 1,600円 |
---|---|
音声通話+データ6G | 2,150円 |
音声通話+データ12G | 3,400円 |
音声通話+データ20G | 5,200円 |
音声通話+データ30G | 7,450円 |