読書にハマりだしてからは自己啓発や教養系を読むことが多かった。
知識を得るのが楽しかったんだよね。
でも、最近それに疲れてきちゃって(><)
休憩を挟みたいというか、なんとなく小説が読みたくなったんです。
で、見てしまったんですよ、ものすごい動画を。
たった3分の書評動画に心を奪われる
何がきっかけになるかわからないものですね。
youtubeをクルクル見ていたらな~んか気になったんですよ。
ヨビノリ講師たくみ先生の動画が。
たくみ先生は話が面白くてわかりやすいから、前から好きでした。
たくみ先生のチャンネルではないようだけど、3分だし見てみることに。
プレゼン力ありすぎぃ~。
好奇心をくすぐる!くすぐる!
いいですか?
この動画を見たら『十角館の殺人』が読みたくなりますよ。
私の友だちは「それはどうかな~」と言っていたのに、5分後にはメールで「ポチりました」と報告してきました(笑)
それくらい読みたくなるから、読書の時間がない人は見ちゃダメです。
たった一言が知りたくて読んだ小説『十角館の殺人』の感想
登場人物が多くて、誰が誰だか覚えるのが大変でした。
「いい頃合いで人物一覧や相関図を挟んで欲しい」と思うのは、私が小説に慣れていないから?(^^;
物語はたくみ先生の説明通り
- 島
- 本土
の2部構成になっています。
島では殺人事件が起こり、本土では謎の文書を解明していくといった流れです。
もう少し言うと、
今現在、島では連続殺人が起きているのに対し、本土では過去の事件をも解き明かしていくという、対比性のある構成になってます。
場所 | 島 | 本土 |
メンバー | 推理小説研究会 | 推理小説研究会のOB+アルファ |
出来事 | 今、連続殺人事件が起きている | 謎の文書をきっかけに過去の事件を追う |
この2つのストーリーが同時進行で描かれています。
小説ビギナーの私でも混乱することはなかったので、2部構成でも心配なしです。
最後にはすべてが繋がりますが、途中
と、思わず独り言をいってしまうくらい、驚きの場面がありました。
他にも仕掛けがあって、ある人物の名前を言われても誰だかわからないんですよ。
名前が書いてあるのに、
ってなるんです。
我ながらいい読者だと思うわ(笑)
完全にハマりました。
そして、いよいよクライマックス!気になる一言で締めくくられます。
最後の一言を読んで
しばらくして取った私の行動は・・・
ここには書かないでおきます。
万が一にネタバレになってしまうから。
ちなみに、私は好きな終わり方でした。
最後の一言の衝撃で3日間眠れなくなることはなかったけれど、2回読んだら同じ気持ちになるかも。
どちらかと言うと初回は、
「夢中になって3日間寝ずに読み続けた」
って感じです。
『十角館の殺人』はこんな人におすすめ
- 推理物が好きな人
- サスペンスが好きな人
- 謎解きが好きな人
- 好奇心旺盛な人
著者の綾辻行人さんの他の作品が読みたくなるくらい面白かったです。
kindleだと約500円だからぜひ読んでみてくださーい。